~コメント~ 知的で優美で時には夜叉となる シャーロット・ランプリングが素晴らしい!! 彼女の深い愛の孤独に胸が締めつけられるようだった。 岩下志麻(女優) ----------------------------------------- 結婚や家族という、普遍的なテーマであるにも関わらず、 なぜこのようなテーマがこれほどまでに ドラマチックになるのかと驚きました。 「イエス」と言っていても、 心では「ノー」と言っているのだろうなと思わせる、 シャーロット・ランプリングの凄みある演技が見事です。 麻生祐未(女優) ----------------------------------------- シャーロット・ランプリングのために 作られた映画だと思いました。 森下愛子(女優) ----------------------------------------- 静かなこの映画の力は ランプリングのインテリジェンスで仕上がっていた コートネイとの二人芝居ともいえるドラマは 夫婦の感情が リアリティを持って圧巻 夏木マリ ----------------------------------------- 昔の恋人を忘れられない夫に 愛するがゆえに苦しみ、もだえ、やるせない女心を シャーロットが美しく見事に演じた。 最後の夫のスピーチに涙しました。 小山明子(女優) ----------------------------------------- 3才からの“女優業”と23才からの“主婦業”が58年目の81才の私でも、 胸にグサリとつきささる作品! そう、結婚とはこういうモノ。 久々に胸が痛くなり、 女優シャーロットさんをつくづくうらやましく思います。 中村メイコ(女優) ----------------------------------------- 知らないままでいれたら、 どんなに良かったろう、と思うことがある。 でも、心が知ってしまったら、忘れたフリなどできない。 後は、それを飲み込んで生きていけるか? いけないのか? ラストシーン、一人の女の心のありようを魅せる シャーロット・ランプリングに感嘆するしかない。 橋口亮輔(映画監督) ----------------------------------------- 愛と絆はうつろいやすく儚い。 だからこそ無防備で無頓着でもいけない。 ラストのシャーロットの衝撃の表情が 見事にそれを語っている。 藤原美智子(ヘア&メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー) ----------------------------------------- 凍りついて進みようのない記憶・トラウマ。 人はトラウマに悩まされる。 しかし人が恋をするのも、 ほとんどがそのトラウマになのだ。 名越康文(精神科医) ----------------------------------------- “思い出への鬼気迫る嫉妬”を、 ギリギリのところで自分を醜くせず、 かくも静かに演じられるものなのか!? 齋藤薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト) ----------------------------------------- もうこの世にいない相手に嫉妬する。 それは永遠不変の存在と闘う勝ち目のない地獄。 それを前に、知性も時間も玉砕する。 でもだからこそ、この不条理は生きている証。 60年代の女神、シャーロット・ランプリング、70歳。 老いと孤独のその先に、 女の命が生々しく脈動し、凛々しく、官能的だ。 光野桃(作家・エッセイスト) ----------------------------------------- 頭や経験則で割り切れることができない、 何とも不愉快で激烈で不可解な感情。 それに、共感し、共振してしまうのは、 ひとえに、シャーロット・ランプリングとトム・コートネイの存在と演技!! 男と女による恋愛の「感覚違い」もおもしろい。 湯山玲子(著述家) ----------------------------------------- 夫婦の幸せは年数の長さではなく、 感謝を伝え、受け取ることでもたらされる 岡野あつこ(夫婦問題研究家) ----------------------------------------- 心の奥に秘めた思いは、誰も犯す事が出来ない。 さざ波を隠して現実は、さり気なく流れていく。 下重暁子(作家/『家族という病』) ----------------------------------------- |